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悲報
『日本時間の17日明け方4時頃に、父の実兄が亡くなった』というメールを母から受け取りました。
伯父ちゃんと最後に電話で話したのは今年の1月終わりか2月頭だったと思います。
以前から肺の病気を患っていて絶対に辛いはずだし、間違いなく苦しいはずなのに、会うといつも笑顔でした。伯父ちゃんの顔を思い出すときは、笑顔以外浮かんできません。
元気だった頃も、病気を患ってからも、いつも父や他の伯父ちゃんたちの話題の中心にいて、どこかカリスマがあり貫禄のある伯父ちゃんでした。
毎年冬には欠かさず、みかん箱いっぱいの取れたてみかんを送ってくれました。
私と同じ、稲庭うどんが大好きで、主食はうどんだった伯父ちゃん。
私が主人を連れて結婚のご挨拶に行ったときにも、床に伏せていたはずなのに、私の大好物の鹿肉のお刺身やご馳走でもてなしてくれました。
鹿肉を初めて食べたのも伯父ちゃんのお家です。北海道の知り合いから直接取り寄せているという鹿肉のお刺身があまりに美味しくて、しょうが醤油につけてバクバク食べたあの日以来、私が伯父ちゃんの家に行くと、必ず『晴ちゃんの大好物があるよ』といって鹿肉のお刺身を出してくれたことを忘れられません。
私たち家族が伯父ちゃんの家から帰る時、いつでも、どんな時でも私たちの車が見えなくなるまで見送ってくれた伯父ちゃんの姿が目の裏に焼きついています。バックミラーに映る伯父ちゃんの姿がどんどん小さくなって見えなくなるまで伯父ちゃんは家の前に立っていました。
父の大切な兄弟がまた一人、お祖父ちゃんやお祖母ちゃん達のもとに旅立ってしまいました。
“人間は生まれた瞬間から死に向かって生きている”というけれど、分かっているはずの死を受け入れることはとても難しくて、それが身近な人であればあるほど、いつかは必ず来る死を覚悟しているはずなのに、奇跡を信じてしまう。
伯父ちゃんが、先に旅立って逝った他の伯父ちゃんやお祖父ちゃん・お祖母ちゃんと天国で再会できますように。ご冥福を心よりお祈りします。どうか安らかにお眠りください。今まで、本当にありがとうございました。
晴乃